残念ながら「勝者」には、「弱者」や「敗者」の真の理解者たり得ないものだ。（勿論、決して「テロ」を容認しているのではない）が、「窮すると歯向う」のは、弱者の常である。 歴史の旧いヨーロッパ諸国や北欧等は，争いの素は「貧困」にあり、と、歴史から…

本来、市場経済社会に期待される権力への監視役は「批判者」としての「ジャーナリズム」である。然し既述したようにアメリカのメディアも「９・11事件」が「トラウマ」となってしまった。 残念ながら、日本全体が既に60年前の敗戦でアメリカの「トラウマ」に…

然し、その「人間の欲望」には際限がない。勝者は「より勝者」たらんとし、勝者になれば「結託」「談合」に励み，更には「規制を排除」して，遂には「市場を独り占め」しようとする。 従って、市場そのものに「自己調整能力」や「自浄システム」を期待するに…

アメリカは本来「自由社会」であり、「批判」を大事にし、「反対勢力」を認め、「自己修正能力」もある国だと考えがちだし、そう信じたい。 然し、既に見たようにアメリカ的商業主義「市場経済」は万能ではない。元々、「自由・市場経済」は「効率的」だし、…