脱「政府プロパガンダ役」


NHKが真に国民の信頼を得るには、イギリスBBCのように、公共放送に相応しい政治的「中立・公正」である事が国民に納得されねばならない。


今のように「政府の御用機関」と見られていては、視聴者の不信は当然だろうし、NHKとしても視聴者への役割を果たしているとは言い得ないだろう。


具体的ニュース報道に於いて下記の2点を指摘しておきたい。
先ず、小泉首相になってから、毎日のように行われる「官邸から中継会見」だがこの種の放送が多すぎないか。


一見神妙そうに、そのくせ他人事のような評論家的無責任なコメントはニュースとして取り上げるに値しないものが多い。


NHKが明らかに首相・政府の「プロパガンダ役」を買って出ているように見える。これは公共放送の領域を越えている。(政権と対峙しながらも公正さを貫き通すイギリスBBC放送の実態は1月16−18日に記した)