「法治国家」


今回の日本のケースをアメリカに当てはめてみた場合、下院で可決されても、上院で賛成を得なければ勿論法案は「廃案」と言う事である。


法治国家」というのはそのような仕組みが機能している国の事を言うのだろう。日本の首相が国民の支持が多いと言っても、それは「世論」と言う「漠」としたもので、元々が議会の中で比較多数党の党首でしかない。


一法案の成否は国会の問題だ。これで国民の賛否を問う、と言うのは「議会不要論」だし、まして法案の反対者を排除すると言うのはまさしく「独裁国家」の思考と論理でしかない。



(写真は日本の古都・京都散策から)