「政権交替の時」


京セラ名誉会長、稲盛和夫さんの「民主党に勝たせてみよ」は、「今の危機的な日本を救うには60年もの長い期間に亘って政権の座にあった政権から、民主主義の原則にたって政権交代すべきだ」と、自分も最も共感させられるご意見だった。


作家の江上剛さんは「我等の政治にカリスマは必要か」で、以前に大手合併銀行での身近な体験から、「権力の人事抗争がカリスマ経営を招く、今の小泉政権は、正にカリスマ・トップの危険性を持つ」と断じ、小泉政治を許す今の日本に警鐘を鳴らしている。


ジャーナリストの東谷 暁さんは「郵政民営化の中味は空っぽ」と題し、「既に郵政民営化は選挙のお題目で、政策としては既に破綻している、国民の忘却能力への小泉さんからの贈りものだ」と、これも手厳しい。