「劇場型政治」の末路


選挙を徹底的に見世物とし演出すると政治的無関心層まで格闘技を見る気分で投票する、然し安易なポピュリズムは、結果的には政党政治を死滅させる、と指摘する。


英国のサッチャー保守党は「革命的改革」を目指したが、小泉改革は理念もなく、改革に値しないものだ。小泉「改革」は、大衆人気の為の単なる演出材料でしかない。


小泉政治は一つの時代を告げる断末魔のあがきでしかない。中西さんは今の日本に4つの提言をしている、何よりも日本政治に真面目さを取り戻すことだと言う。


劇場型政治から覚醒するまでの間に、国民はおびただしい血を流さねばならないかもしれない、と歴史学者の中西氏は予言・警告する。



(写真は国会議事堂)