「野党らしさ」

小泉さんが最も恐れていたのが野党政治家の中でも菅さんだった。それが証拠に小泉さんの地方遊説第一声が菅さんの地元での殴り込みだった。

小泉さんに対抗できるのは、菅さんしかいないと思うが、菅さんが２票差で代表戦に敗れた事は大変残念だった。然し、何れ菅さんの出番はキット来ると思う。

43歳の前原氏には大いに期待したいところだが、彼の「憲法改正論議」はどうしても気になるし、引っ掛かる。前原氏の後ろには「旧自民党の策士」小沢氏及び鳩山氏の影がちらついてならない。

それでも、絶対多数を占めた与党自民党・公明党の土俵に載った時に、民主党の「憲法論議」は一体勝負になる事なのか。

「憲法」は、日本の未来が掛った重大問題なのだ。戦争の悲惨さを知らない世代で、果たして重大問題を「真面目な憲法論議」で互角に戦って「勝利出来る」のだろうか。

(写真は鎌倉・建長寺）