規制緩和の功罪


規制緩和で、確かに一面では利用者にとっては業者が多くなり競争も激しく、その分サービスも良くなったのかもしれない、然し本当に良い事尽くめなのだろうか。


大規模小売店(スーパー)が林立し、多種多様の商品が安く大量に気軽に手に入る状況が出来た。(スーパー全国2万9千余店の状況は8月2日の日記で記した)


反面、地域の小売業店舗は廃業が相次ぎ、町の商店街はゴーストタウン化し、人間関係も断絶した。消費者を大型小売店に取られてしまったからだ。


然し大資本大型店は資本の論理で動く、小型店を次々に買収し吸収合併の末に人員をスリム化して、挙句の果てには「不採算」となればさっと撤収してしまう。