政治の歪み

okamakoto2005-10-08



何とか「希望のある明るい」日記にしたいと思いつつも、先般の総選挙以来、日本の前途に重苦しいものを予感しつつ、つい筆が鈍ってしまっている。


聞くともなく先日、国会中継をラジオで聞いていたら、「先回の総選挙の投票率で与党『自民・公明合計得票率49%』、『野党・非自民が51%』で、野党が多かった」その事についての質問があった。


質問者はその事について、「郵政民営化の可否を国民に問う」と、小泉さんは総選挙に打って出て野党票が上回った総選挙結果は、国民が小泉政治に「否」の、結論を出したのではないか、と言うものだった。


それに対する小泉さんの答弁は「国会の議席数で国民が圧倒的に自民・公明を支持した、これが小泉政権支持の何よりの証拠だ」、と言い放った。これを「三百代言」と言わなくてなんと言うのだろうか。


民主政治は国民一人一人の投票で決めるものだろうに、先回の総選挙では投票数で自民・公明(創価学会)が負けたのに、「野合し合った」結果、与党の議席が多くなった。


総選挙は「自・公融合選挙」だった事は万人の認めるところ、選挙制度を悪用して「地方区と比例区」の政党間バーター取引した結果としての「多数議席」だった。