どうなっている「野党民主党」

okamakoto2005-10-10



暴走する「小泉政治」に危機感を持つ一人として、早期の政権交代を期待していたのだが、その後の民主党の動きは、正直言ってむしろ空しささえ感じさせるものだ


党首選びは大方の予想に反して接戦で結果的に「憲法改正」を公言していた若手に軍配が上がり、小泉さんとタッグを組んで日本の右傾化に一役担おうとしているように見える。


人生経験70余年の目から見て、小泉さんは「粘着質」で、一旦自分に歯向かう「強敵」と判断すると徹底的に相手を追い詰め、情け容赦なく抹殺して行く厄介な性格であるように感じる。


推測するに、敵を意識する事で自分自身の敵愾心を鼓舞し、相手をなぶり殺す事に無上の快感を覚える、そのような「粘着性非情」な性格の持ち主なのではあるまいか。


郵政民営化に反対した自民党議員を除名処分にし、選挙では刺客を立て落選させ、それでも当選して来た代議士には処分で恫喝するやり口は正に「粘着性残忍さ」そのものである。


然し、小泉さんご自身が実際に政敵として最も手ごわいと感じているのは多分、民主党の菅さんではなかろうか、だから民主党首選挙に際しても裏では旧知の旧自民党分子と組み様々に画策したと推測する。


民主党の新党首に「前原氏誕生」決定に、小泉さんは満面の笑顔で早速エールを何回も送り続け、特に菅さんを意識しての事なのだろう、「世代交代」を強調していた。