「ウソ」は人間として最も卑劣


ところで先日の週刊誌記事で「民主党代表選」、勝利の決め手になった『母子家庭美談』「父親は裁判官だった」という「前原代表のウソ」、の記事を目にした。


要約するに、前原氏はかねがね「父は元裁判官だった」と言い続け、自身のホームページでもそのように表現しているという。


そして、民主党の代表選挙の際にも、投票前の演説で「中学2年の時に父を亡くし奨学金をもらって母子家庭で苦労した」と語り党員を感動させ、菅さんを振り切った、と言う。


事実は、前原氏の父親は、裁判官ではなく裁判所の「一総務課庶務係長」で、「マイホームの借金苦に特急に飛び込み自殺」したのだと言う。


当日の地元・全国紙新聞記事の写真と事故現場踏み切り写真、前原氏父の同僚各氏の証言が添えられ、写真と共に週刊新潮・10・13号に掲載されている。


元々、日本の政治家は「自己顕示欲の塊」のような人間が多いのだが、この「ウソ」が事実なら前原氏は政治家以前の人間、当然議員辞職ものだろう。



(写真は東京・巣鴨「とげ抜き地蔵」参拝風景)