バクチ相場


自民党勝利が確定直後から株式相場が活況に沸いている、東証株式市場で商いされる株数が、選挙前2−3ヶ月前の2−3億株から、選挙後1日に30−40億株となった。


取引株数が10倍以上の熱狂的狂乱の場となったと同時に株価も乱高下を繰り返している。これは小泉さんの「奇跡」に連動している。


日本の財政状況は悪いままだし、郵政にかまけている間に諸外国との関係も悪化するばかり、経済の実態も楽観出来るものではない。


一部の企業業績が良くなったのは従業員の大量首切りをやり、正規社員を賃金の安い派遣社員やパートに切り替え人件費を圧縮したからに他ならない。


実態は顕在・潜在失業者が増大して、弱者切り捨て政策で貧しい階層の人員が急激に増加し、底辺には絶望感が満ち満ちている。



(写真は東京・巣鴨「とげ抜き地蔵」)