「一攫千金社会」

okamakoto2005-10-17



卑近な事例から記す、最近電話で「近く公開予定の会社の株を買いませんか」と勧誘する電話が頻繁に掛ってくる。


「この株は上場すれば直ぐに2−3倍になり大儲けできます」の類である。「金相場」や原油等「商品取引」の勧誘電話もしょっちゅうだ。要は「金儲けの話」なのである。


手当たり次第に電話を掛けているのか、何らかの資料で勧誘しているのか真相は窺い知れないが、最近は若者・主婦層に投資(投機)への関心が広がりを見せているのは事実のようだ。


カネに無縁の自分にさえもこんな電話が入ってくるのだ、政治家や金持ちには、もっと美味しい、もっと確度の高い話が持ち込まれているに違いない。


新規株式公開企業数は、ここ10年だけ見ても証券不況の98・99年を除き、毎年120−200社に近い(昨年04年175社)、新規株式公開ブームなのである。