ネット取引


それにも増してこの頃ではネットでの証券取引が急増し、小口で市場に流入する資金は月に40兆とも60兆とも言われる。


「勤勉貯蓄」できた日本国民も、今の政治がとっている「低金利」且つ「ペイオフ政策」と、不安定な「郵政民営化策」の狭間の中で、否応なく「バクチ世界」に誘い込まれているように思う。


俄か成金の「堀江モン」や「楽天三木谷氏」を英雄視し持ち上げておいて、小泉―竹中政治は、何としても日本をアメリカの「バクチ社会」に組み入れようとしているように感じられる。


アメリカの「エンロン事件(7月21日の日記)」からも明らかだが、バクチは胴元と金持ちが結果的には大儲けし、素人は大やけどをするのが「オチ」なのだ。


「株式」と言うのは企業が発行する投資の証(あかし)で、一種の「預かり金」に見えるが値段も上がり下がりするし「ゼロ」になる事も「大あり」なのだ。