守られなかった「信賞必罰」


ノモンハン事件」後、陸軍では事件の責任を明らかにするために人事異動が行なわれた、しかし、肝心の戦争指導者は大物や参謀などのエリート階級に手をつけず、温情主義で臨んだ。


又、一時的に大物や参謀などのエリート階級は更迭されたが、再び枢要な地位に戻ってきている.その参謀が日米戦争で重要な負け戦を立案し日本敗戦に決定的役割を果たした。


本当に処罰するべき人を処罰しないで、第一線の戦線で身命を賭して戦った部隊には実に過酷だった。その実態は明日に記す。


(横浜・みなと未来「ランドタワービル」展望階(68f)から)