「たなぼた」首相


その後を継いだのが石橋湛山氏で、人柄も誠実・潔白・恬淡で国民的人気も高く大いに期待もされていた。


然し、残念ながら石橋湛山氏は就任直後自らが病気(ガン)に犯されている事を告白し、僅かに3ヶ月間で首相の職を辞任すると表明したのであった。


後任には殆ど自動的に副総理格にいた岸信介氏が昇格就任する事となった。確かに日にちもなかった、従って岸信介氏の首相就任は「石橋氏の病気」と言う全くの「たなぼた」だった。



(写真は横浜市内の風景)