「女系天皇」


最近、皇位継承問題が論議されていて、天皇は「男系」のみとするか、それとも「女帝」や「女系天皇」を認めるかどうか小泉首相の諮問機関で議論されている。


小泉氏は既に「女系天皇、良いではないですか」と言っている、自分の政権で「歴史的決定」をしたい,との思惑が先行しているように感じられる。


首相の諮問会議というのは、中曽根さん以来多用されていて、結局時の権力者の考えに権威付けをするだけの儀式だから,既に「結論ありき」なのだろう。


ところで現在、世界で「王政」を取っているのは191カ国中27カ国で14%と,最早少数派になっている。


世界人口比にすると「王政」は4億人、8%に過ぎず、1億2千万人の日本はその中でも最大の国である。


(写真は東京・多摩・高尾山神社