たばこ「一本1円」上げ


ところで、来年度予算案骨格が「政府与党税調で決まった」と昨日・今日の新聞テレビで報じている。これは今後の増税も、最も「弱い層」を対象としている証明だと思う。


今日、お昼のテレビのインタビューで「たばこ税引き上げ」について意見を聞かれた小泉氏は、「禁煙も良い事ではないですか」と、さも他人事のように云っていた。


「与党公明党」が、自民党との間で「児童手当拡充」を条件にして、来年から「たばこ一本につき1円」引き上げ「OK」で決着したのだ、という。


議会、まして少数野党もそして国民も、もはや「小泉独裁政治」の前には「云う術も失い無力」なのだろうか。



勿論「税制」は歴史上洋の東西を問わず政治の中でも最も「神聖」で、哲学的「核心部分」とされて来た領域である。


「強い者がより強くなり、弱い者が虐げられる税制」では、早晩国は治まらないのが「古今・東西の歴史」が証明している事なのだが。



(静岡・三島付近から見た夕暮れの冬の富士山)