「兄弟げんか」の元


竹中平蔵氏主導の「経済戦略会議」で、相続税の大きいのは「企業家精神を削ぎ、経済活性化の阻害要因」となっている、「大幅減額すべきだ」としていた。


むしろ然し、現状は親の財産を子供にそっくり残そうとする事が「醜い兄弟げんかの基」になっているようだし、更にこの事が「日本経済の阻害要因」になっているように思う。


国税庁発表では、昨年度の「大口相続税」で、調査対象となった「86%が申告漏れ」で「脱税額4千億円余り」とあった。


愁うべき「破産寸前」の「国家財政」の現状だ、このままでは子孫に背負いきれない荷物を背負わせる事になりそうだ、非常時の今こそ「遺産の100%課税」で国を正常化させ、さすれば子供達も奮起、日本経済は返って活性化すると思っている。


 

(上掲、青「建設国債」ピンク「赤字国債」合計538兆円=財務省資料より転写)