「自殺者対策」・「少子化対策」

okamakoto2005-12-27



今年一年間の自殺者が3万4千人を超えそうだと言う、政府では早速「自殺者対策有識者懇談会」で、2万5千人を目標として施策を講ずる、と言う。


何をやるのか、とニュースを聞いていたら「自殺者サイト」を閉鎖させるとか、無用な報道を行うのを規制しようとか、要はメテイアへの「情報取り締り策」であった。


少子化だというと、政府は「少子化対策基本法」なる法律を作って、美辞麗句(びじれいく)の羅列である「お題目」を並べている。


曰く、「子育てに夢を持ち、かつ、次代の社会を担う子どもを安心して生み、育てることができる環境を整備する」


「子どもが等しく心身ともに健やかに育ち、子どもを生み、育てる者が真に誇りと喜びを感じることのできる社会を実現する。」


「生命を尊び、豊かで安心して暮らすことのできる社会の実現に向け、新たな一歩を踏み出すことは、我らに課せられている喫緊の課題である。」(以上基本法の原文)