立派な「尊敬する人」の逝去


今年は尊敬している何人かの立派な人のご逝去の報に心を痛めた。宅急便の創業者ヤマト小倉社長は1−2度講師としてお話を聞く機会があったし、ダイエーの中内さんも時折お会いする度に、すごい「オーラ―」を感じる人だった。。


ごく最近、尊敬する若狭得二さんがお亡くなりになった。ロッキード事件で有罪となられたが、氏は実に寡黙ながら人情味のある無欲な方であった。弔年91歳だった。


たまたま出身が同郷のよしみで時折お話を交わしたが、そこに居るだけで「重み」を感じる人と言うのはそうざらにはないと感じている。


幼い頃に結核を患い一旦は死線を彷徨(さまよ)ったそうである、母親が朝まだ暗い時間に毎日お宮さんに願をかけ、一命を取り戻しと聞く。以来悟りきった人生だたように思う、実家がお互いに近かった。


身内では自分の妹が今年72歳で亡くなってしまった、更にその直後「竹馬の仲」とも言える従兄弟が亡くなり、さすがに堪(こた)えている。