国の「最高指導者」

okamakoto2006-01-05

 

昨年9月の総選挙で当選した自民党新人議員80余名の研修会で、小泉総理は、「政治は権力闘争だ」と述べた、と伝えられる。


清純な気持ちで「国政を担う」彼等「若い世代」への餞(はなむけ)の言葉として、総理メッセージとして果たして適切な言葉なのかどうか。


総選挙で自民党大勝の結果「反小泉が一掃」され、現在小泉純一郎に逆らう自民党員は一人として存在しない現況と聞く。


その意味ではまさしく小泉氏は「権力闘争勝者」として、この国の「独裁者」として君臨している、と言って過言ではあるまい。


ところが悲しい事だが、この小泉氏から国民に肝心のこの国のあるべき「明確な目標」や「将来像・未来図」は語られた事がないのが実情だ。