国のリーダー選出過程


ところで小泉氏に至るまでの近年の一国の総理が自民党及び国会内で、どのような経緯で選ばれているのか、それを知る手掛かりが月刊現代2月号の、松田賢弥氏著「密室クーデターと青木の虚妄」にある。


6年前、前々総理小渕氏が、国会で「NTTドコモ株問題」で窮地に陥り、その最中4月2日、自宅で倒れ、順天堂病院に緊急入院した。


集中治療室で医師団の応急処置を受けたものの意識不明昏睡状況だった、と言う。その「面会謝絶」の中を青木氏ただ一人病人の部屋に入り小渕氏と「面談した」と言う。


小渕氏から「後を宜しく」と言われた、と言うのが官房長官だった青木氏その後の行動の基本になっている。