小泉政治を演出する竹中平蔵氏の実像

okamakoto2006-01-09



今や飛ぶ鳥をも落とす勢いの「竹中平蔵大臣」は、小泉後の総裁レースの中でダークホースとして「総理候補」ともうたわれている「大した方」である。


この竹中氏については8年前の小渕内閣当時、「経済戦略会議」で彗星の如く政治の舞台に躍り上がり、当時実質的に戦略会議を取り仕切ていた。


戦略会議には少なからず気になる事もあって、当時、事務局で答申書の一部を頂いて来て自分なりに丹念に読んで見る事にした。


今、それを読み返してみても、要は「強い者」「金持ち」優遇政策に尽きる、「強者の社会」にすれば「経済は活性化」し「国も良くなる」との一貫した内容で貫かれている。


そのために企業・資産家への「減税」を行う、「相続税」も安くする、その類の法改正・新規立法を約200項目に亘り列挙し、具体的に提案しているのである。


今の「勝ち組」「負け組」社会は、戦略会議10人の「勝ち組み代表」(竹中氏が中心)で提起したものである。(その事は8月20日他の日記で記した)