日米の架け橋
アメリカでは大統領選挙で民主・共和両党の政権交代の度に行政府の幹部は総入れ替えになる。政権離脱後、優秀な人材は大学教授に就いたり民間研究機関に招かれたりする。
竹中氏はアメリカ人脈との連携の下に、一方でシンクタンク(フジタ未来研究所、国際研究奨学財団)に所属し、名声と経済的実利を得ながらそこを足場にして財界及び政・官界への進出を計っていく。
小泉政権発足に際し、アメリカから直接小泉氏に竹中氏を推薦されたのもそのようなアメリカ政権首脳からの信頼と人脈・背景があったからだろう。
然し、この人にはどこか「日本人離れ」した「計算高さ」と「胡散臭い」ものを感じ取る人が多いのではあるまいか。明日はそのことを書いてみたい。