応仁の乱が「前の戦争」


そう言えば京都で、以前お客さんと話していて「前の戦争で家が焼けた」と聞いた事があった、「京都は戦災に遭わなかったでしょう」、に対して、「いや応仁の乱(今から約540年前1467年)に焼けたのです」だった。


京都人の保守性や慎重さ、頑ななまでの排他的批判者精神もこのような長い歴史観が身に付いているからかも知れない。


こう見てくると日本も実に多彩なのである、府県と言っても地域によっても違うし、沿革でも違ってくる。人間性の基本に出身地による性格の違いがあると考えている理由の一つだ。


更に、性格の違いとして、後天的と言えるだろう、家庭環境・学校及び教師の役割、交友関係、夫婦の役割等の「環境問題」があるが、これについては、次回に譲る。


(写真は寒椿)