アイデア商品


自分で考え、名前まで付け、試作をつくり実現寸前まで行った物もある、今でも「グッドアイデア」と思うのだが、「カーキュウちゃん」である、


子犬や子猫の「縫ぐるみ」の中に「プラシチック」で「救急薬品函」を装置し、乗車中いざと言う時の為、赤チン・包帯・胃薬等をセットし乗用車後部に「装飾品」として置くというアイデアである。上手くいけば流行すると思った。


それで契約企業の3―4社にはご満足頂ける予定だった、処が最終段階で「薬事法」に違反する事がわかって断念した。当時は、薬品は薬局以外取扱い出来ないという事だった。


並行して都の不動産仲介業者の宅建免許を取得し、更に当面の収入策としては保険・損保の代理店をやる事にした、実は、後者の代理店業務は妻に頼んだ。


損保代理店はN保険会社で「自衛隊自動車保険」は当社に集中してくれた、これが結構安定した仕事となった、反面多忙な仕事でもあった。


新規の加入もあったが、「車の買い替え」が頻繁であり、その為妻は、市ヶ谷の自衛隊や、十条駐屯地等へ足繁く通うようになった。


その後、以前の銀行で部下だった女子行員Mさんが退職したと聞き、入社してもらったのだが、何れにしても妻は内部の仕事を一言の不平も言わずにこなし続けてくれていた。



(写真は東京・銀座・歌舞伎座