「弱い者いじめ」格差社会


さて、この頃の政治、社会を見ていると、「強い者勝ち」と言うより「弱い者いじめ」の感がしてならない。


昨年9月の「郵政解散」で、小泉・自民党は法案反対者に刺客を送り、「独裁政治体制」樹立に成功したかのように見える。


最も罪作りなのは、若者達に「頑張れば自分も“ホリエモン”になれる」という「夢」を与え、未来を生きる若者達を幻惑させ、勝利したことだ。


堀江氏を「持ち上げた裏」に、一体何があったかは永田議員ならずとも疑惑だらけだ、然し「勝てば官軍」、「敗者は賊軍」のような今の政治の現状と社会風潮には全く暗然とするしかない。


商法改正で「一円起業も可能」となって、「誰でも会社を立ち上げ」、「成功者」になれるし、「失敗してもやり直しが利く社会だ」と、政治家は言うが、実際に現実がそのように甘いものであろうか。


正直言って、この日記では自分の過去に触れたくはなかったし、書くとしても何れ「第三者的」立場で「小説風」でやって見ようかとは思っていた。


然し、折角、創業時の事を書き出したのだから、新事業の立ち上げ前後の事は記してみようか、と思うようになった、但し、近時の事は割愛する。


人間誰しもだろうが悪い過去は思い出したくもないし、今更「くりごと」を言っても始らないからだ。


それに、その時の事を書き出したら恐らく「悔しさ」と「腹立たしさ」で「気が狂ってしまう」かも知れない、その折の自分に腹が立つからだ。