万華鏡


手術は、随分長く感じたのだが、実際はほんの15分程だったそうだ、その間「万華鏡」のようにきれいな虹彩の光景を見た、多分、レーザーメスのせいだろうと思うのだが、この「非現実的輝き」は実に鮮烈だった。


自分の人生は「波乱万丈」であった、それこそ「右目」と「左眼」両方を経験し、「万華鏡」のような素晴らしい場面もあった、個人的には目の手術もそうだが、実に変化がある悔のない人生だったと思っている。


然し、妻や子達には、随分と迷惑を掛け、苦労を強いた人生だったと考えている、その分子供、孫達が逞しく生きてくれる事を願っている。