「無常観」


「変人」と言われ、とても勝ち目のない自民党総裁選挙に何度も打って出て、「負けても、負けても、懲りずに」打って出た事が後の「党の危機状態の時」に総裁候補として本命になった。


一旦言い出した以上「絶対引かなかった小泉氏」、「旧主流派壊滅作戦」「靖国参拝に拘る小泉氏」、「アメリカの言いなりになる小泉氏」等々。


小泉氏には、「勝負」に生きる「勝負師」としての「人生観」がある、と思うのだが、「天下国家」を考える「政治家」としての「日本の将来」とか「国民の安寧」の視点はないように感じられてならない。


あるとすれば、「人生は戦い」、「勝つ」か「負ける」か、勝負の世界は「丁・半世界」、「死」とは背中合わせの「どうせ一度の人生」という「無常観」ではあるまいか。



(写真は「春来る」花壇の花)