「電通」の指南


それが政治とマスコミが「融合関係」になったのは「日本のCIA」とも言われる「マスコミ界の帝王、電通」が小泉政治の指南役に就いているからだ。


電通は情報を最重視するアメリカ占領軍にコミットし、戦後から今日まで我国の「情報産業の雄」としてのし上がってきた歴史を持つ、ラジオ・テレビ時代を経て、電通はマスコミ界を隠然と支配している。


小泉氏はこの電通の指導を受け、国民大衆に政策を訴えるのに「マスセールス(大量販売)」に商業放送の「キャッチ・コピー方式」を取り入れた。


「ぶっ壊す」「改革」「努力する人が報われる社会」「官から民へ」等の「ワンフレーズ」の繰り返しは、恐らく電通の指南を受けた商業放送のテレビコマーシャル「スポット手法」である。勿論NHKニュース対話もその延長戦にあるのだろう。