増え続ける国の借金

okamakoto2006-05-20



国というのは国民にとって一体何なのだろう、国は果たして本当に国民に幸せと安全を与えてくれる存在なのだろうか、国家はそれが出来なければ存在意義はないと思うのだが、どうだろう。


国の借金が雪だるま式に増え続けて1000兆に近づいている。米軍再編での3兆円負担も、このまま大借金に上乗せされそうな状況にある、「借金馴れ」した政府・与党には「3兆円」も「千・三つ程度」と、軽く受け止められ、まとめて次世代の国民に付回しする積りなのだろう。


これだけ国の借金が増えた理由は、短的に言えば自民党一党政治の「政・官・業」癒着構造にある。国策としての産業優先策は国の予算を恣意的に特定企業・業界・地域に配分し、そこから政治が応分の献金を手にする政治家業(稼業)利得の構図が定着してしまった。


勿論、この金権政治の元凶は田中角栄を元祖とする「田中・竹下」系列で完成したものだが、歴代自民党は大同小異、この仕組みの中で政権を享受して来た。国民の政治意識の低さもあるが、「選挙制度」そのものが自民党優位の恣意的「改悪」か「強行採決」で、政権長期維持して来た。