政党による「税制ハイジャック」

okamakoto2006-05-23



家庭でもそうだが、国の財政は収入(歳入)と支出(歳出)が均衡していて初めて健全と言える、歳出については先回で記した通り収入(歳入)に関係なく「パーキンソンの法則」に則り膨張し続けている。 


一方の歳入の方は、平成以降税収が急減し、収支のギャップは拡がるばかり、埋め合わせの国債増発で日本の財政危機状況は絶望的とも言える状況に陥っている。


本来「税制」については、歴史的には政治とは一線を劃した聖域扱いの世界であった、大蔵省優秀官僚が旺盛な使命感に立って論理を駆使して業務を遂行して来ていた「論理の世界」だった、だから国民からは一定の信頼をかち得ていたように思われる。