人類の行き着く先


それに万一この技術が一般化すれば、一体何が起きるのだろう、権力に刃向かう者、異端の人物、気に食わない者等は、四六時中監視され、付け狙われ、抹殺されるかもしれない。


アメリカがイラクアフガニスタンの戦場で日常的にやっている「ワンサイド・ゲーム」(一方的殺人行為)は、決して我々と無縁ではないし、他所事ではないように思う。


アメリカの戦争は、既に「戦争の概念」を大きく変えてしまった、一方的勝者と累々たる皆殺しの光景が残る、その先には人類の滅亡しか見えないのではないか。


隣国のことで目くじら立てる前に、如何にそのような国とも共存関係を築き、人間的仲間入りをさせていくのかを考えるのが「戦争を放棄し」「平和憲法を持つ」我国として目指すべき方向ではないのだろうか。


(写真は都内の或る公園での「七色の噴水」)