天皇の立場


昨日の日記で「天皇独白録」の一部を転載した、これは日米開戦までの記録だが、最近アメリカの機密外交文書の一部が「機密扱い」を解除され、敗戦後の昭和天皇の発言が明らかになり、今までベールに包まれていた「戦後の謎」が次第に明らかになって来ている。


6月1日付の朝日新聞、1面及び19面で掲載され、雑誌「世界」でも8月号で吉次公介氏が「知られざる日米安保の守護者「昭和天皇と冷戦」と題し問題提起されている。


占領下、天皇アメリカに要請したこれらの内容が事実とすれば、アメリカの「基地化している沖縄」の現状や、日本が事実上未だに「アメリカの支配下」に置かれている現状とも無関係とも思えない実に驚嘆すべき事だ。