奇蹟の地球、及び「人類誕生」

okamakoto2006-08-12



宇宙は、今から約150億年前にビッグバン(宇宙大爆発)で生成され、私たちの暮らす地球と、地球に人類(生命)を生み出してくれた太陽系は、今から約46億年前に誕生したと云う。

 
高温のガス状から徐々に収縮し、海ができ、水や空気の生成途上で、初期のアミノやバクテリアが生成され生命誕生に連なって行った。


40億年前に海洋が誕生し、海の中で最初の生物「ガイア」が誕生したと言われる。更に3億年前には巨大森林が広がり、2億5千年前には哺乳類が、相次いで恐竜が大繁栄を遂げ1億年前はその恐竜の全盛時代だった。


初期の原始的生物から、動植物に枝分かれして、更に人類の誕生迄には、数々の奇蹟と絶妙のバランスの上に出来たものに違いない。

 
太陽と地球との適度な距離、地球の大きさ、地軸の傾き、自転速度、重力、大気の成分と温度等など、その何れが欠けても生物、まして知能を有する人類の誕生は無かったに違いない。

 
今から6500万年前に恐竜が突如絶滅し、相前後して5000万年に哺乳類が出現、さらに原始的霊長類が出現している。哺乳類も多種多様の進化を遂げ、猿の一部が森の生活を捨て、草原に旅立っていった。


直立歩行の人間が石器を使い、鉄を道具として狩をしたり、知恵を働かせて種族を守ったりするようになったのは4000万年余をかけ、現代の人間のレベルに達するまでには、優うに1万年―5000年を要したのではあるまいか。


世界史にはBC3000年にメソボタミア、シュメール人の文化が発祥し、BC2850年エジプト古王国時代が始る、BC2500年インダス文明成立、アジアではBC1500年アーリア人、西北インドに進入、殷王朝成立と出てくるのである。


その人間が弓矢で戦争したり、鉄砲を作って相手を殺したり、火攻めにしたり爆竹を炊いたりして獲物争いをしたり、領土争い、勢力争いしたのは、考えてみると、さほど問題にする事でもなかったのかもしれない。