人類に未来はあるか


ところがどうだろう、人間同士の殺し合いのために人間が飛行機やミサイルを使い、原爆や水爆を用い、電子工学を駆使して地球の反対側の都市や人間の集団を画面上ボタン一つで殺戮してしまうまでに至った。


これらの作用で地球環境は急激に変化しつつある、大氣の成分、温度も急激に変化している。地球温暖化オゾン層の破壊にまで及んでいる。


最近アメリカが湾岸戦争や、アフガニスタンイラクで「劣化ウラン弾」を使用しているが、恐ろしい事にこの劣化ウラン弾の「ウラン半減期」は45億年と言われる。その正体さえもよく解明されない新型爆弾が平気で使われているとしたらこの地球は一体どうなるのだろうか。


判っている事は50億年後には、太陽は巨星となって地球たちを飲み込んでしまう事だ、その未来のどの辺りまで、私たちの子孫が存在していけるのだろうか。


既に述べたように、私達人類が住むこの地球は、実に幾多の偶然に恵まれた星で、微妙なバランスの上で出来上がっている、「芸術の結晶」と言って良い星なのだ、「創造主=神からの授けもの」と言われる所以である。


恐竜も絶滅した当時の6500万年前は、気候の大変動で一旦は生物が大絶滅に近かったと言う、果たして恐竜絶滅の運命と「現代の人間の慢心」とは全く無関係なのだろうか。



(写真は千葉・幕張「世界恐竜博」会場から)