北陸の都「金沢」

okamakoto2006-10-10


所要で北陸に来ている、幸いに当地には珍しいくらいの好天続きで、爽やかな素晴らしい秋晴れの連休の日和に恵まれている。


北陸の都「金沢市」は、百万石の金沢城を中核として行政・文化・芸術・学問等の施設が集中し、それを大きく取り囲む形で商家や民家が細い道路で入り組んでいた。


ところが今回来てみると、石川門にあった金沢大学は既に東南部の広大な丘陵地帯に移転し、県庁も、南西部高速インター近くに高層ビルを建て移転し、これらを結ぶ形で市郊外部をぐるりと外周大通りが部分開通している。


市の中心地にあった広大なこれら施設の移転後は、人体で例えると「へその位置」が変わり、それに伴い市の中心地が移動して人の流れもすっかり変わってしまった。


金沢市の今後の発展地域は大学移転後の東北部の丘陵地帯か、高層ビルがそびえる県庁周辺地域かと言われるようになった。