詐欺まがい電話

okamakoto2006-10-15



この頃やたら詐欺まがいの電話が多い、「必ず儲かる未公開株がある、近くこの会社が公開されたら一株で数十万の儲けになります、早い者勝ちです」、「原油先物はお奨めです」、「マンションを買っておきませんか」、等々。


どう間違ってか、「しがない一介の素浪人」に過ぎないこの年金生活者に、投資話を持ちかけてくること自体、理解に苦しむのだが、何処かで何かが間違っているに違いない。


我が家では、たまには親戚・友人等からの電話もあるので、ベルが鳴ると大体が、女房が電話に出ることになっているのだが、この頃このような電話が多く、「電話恐怖症」になったようで、こちらにお鉢が廻りがちだ。


このような電話には我ながら大人気がないのだが、つい「きつい調子」になってしまう。「一体何を根拠にこんな電話をかけてくるのだ」、「迷惑千万だ」、「警察に言うぞ」、「録音するからもう一度会社の名前と電話番号を言え」、等々。


アメリカの或る証券会社の調査では、日本の金融資産(預金・株・投資信託等)の億万長者が131万人居ると言う、その家族を入れると500万人にも達すると言うのだが、そんなにも金持ちが多いから、誰彼構わず電話をするらしい。


その一方でこの国では預金の全くない人が25%もいると言うから、自分もその一人にカウントされているかもしれない。更に恐ろしいことにその中の200万人は多重債務者(サラ金から金を借りてやり繰りしている人)だと言う。