「過去の自分」


最初に勤務したのが銀行、地方と東京、地方と名古屋等を転勤し、仕事を通じ社会人として、同時に夜学での4年間を含め、これら20年間は人生にとって実に大きかったように思う。


昭和45年起業、一度はそれなりの企業経営者として絶頂をも経験したのだが、一転して28年目にして「倒産」、「天国から地獄に突き落とされ」、以降早くも8年も経った。


今振り返って見ても、それは「悪夢」であり、「想い出したくもない過去」である、然し反面、「日本の苦い歴史」と重なって見えるし、その中に、今後の国や個人の行き方の参考になるものがあるように思っている。


「自分自身の過去」から言えば、「油断」の真因は「自信過剰」と「傲慢さ」だったように感じている、自分自身も万一「成功者」となっていたら、おそらく今頃「鼻持ちならない男になっていた」だろうと感じている。