「女性の時代」へ


最後に健全な「女性感覚」の大事さである、米騒動も「少しでも子供に粥を食べさせたい」との「母心」が出発点であった、「昔の一揆」や「最近の教育問題」も地方の主婦感覚が発火点であった。


考えてみるに、歴史の上で民主主義の先進国「北欧諸国」「ヨーロッパ諸国」が民主主義を自前のものにするまでに200‐300年の年月を要しているように思う。


イギリスでサッチャー首相が出現したし、ドイツでは過般メルケンさんが首相に就いた、フランスやアメリカでも近く女性首相・大統領の出現が現実のものとなりつつある。


日本での最近の一部女性の軽佻浮薄さには眉をひそめるのだが、本来女性には少なくとも「子供が殺される戦争」は似合わない、スゥエーデンは約半数が女性議員だが、過去100年間戦争とは画然と一線を画している。


今の日本の政治家は「二世・三世の世襲苦労知らず男性」で占められているが、この有り様はどん底と言っても良いのではないか、政治無関心な女性や若い人達も問題意識を持ち、この「どん底から這い出す原動力」になる日も近いと信じたい。



(写真は金澤の「尾山神社」)