殺伐たる現在の世情

okamakoto2007-03-05



敗戦後早くも60年経った今日、「この国が悪くなった」と感じるようになったのは正直言って、ここ数年来の事だ。過去には滅多に起きなかった「凶悪犯罪」が殆ど日常的となったし、「公共財の盗難事件」も頻発している、「人間関係」も殺伐としている。


「凶悪犯罪」では「強盗・殺人」、それも、肉親同士の「親が子を殺し」「子が親を殺す」事さえも珍しくなくなった。盗難事件では「電線・歩道の付属品や公園の遊具」にまで及んでいる。最近のNHKテレビのトップニュースも、それら「事件モノ」で占められているように思う。


「自殺者」も多い、警察庁発表数字ではこのところ自殺者は毎年3万人を下らない、(これでも毎日百人に近い人達なのだが、他に「不審死扱い」の死者もあって実数はもっと多いらしい)自殺者の死因は殆どが「経済的理由」だと聞く。


最近電車に乗って感じる事が3つある、一つは乗客が一様に暗い表情でお互い警戒し合い、挨拶もしない不気味さである、二つ目に子供と若い女性の目に余る無作法さである、行儀作法・携帯操作はまだしも、平気で化粧や食事をする「淑女」もいる。


第三番目には「人身事故」の多さである。恐ろしい事だが都内の電車を利用していると、ほぼ毎日のように「事故による電車遅延」、「振替輸送」の放送に出会う、その理由の多くが「人身事故発生」である、新聞・テレビではニュースにもならない。