「やりたい放題政治」


ところで敗戦後、新憲法制定で戦後「民主主義」が発足してから60年余、安倍内閣は、歴代が手をつけようとしなかった国の基本「憲法」や「教育」に改変のメスを入れようと言う、このやりたい放題の「独裁政治」を可能にしているのは一体何なのだろう。


この要因として大きく3つの現実があると思っている、それは「議会の機能不全」、「マスコミの責任放棄」、それと「国民の思考停止」状態がある。これら3つの要素は相互に相関しつつ、今日の不幸な結果を招來している。


先ず現在の「議会の機能不全」の最大要因は保守政党の超長期政権で政治に緊張感の欠如している事がある、「絶対権力」は腐敗堕落するのは古今東西の歴史の示すところ、民主主義は政権交代があって初めて健全で緊張感も出る。


自民党は長期政権で腐敗・汚職のオンパレードで昭和末期には既に賞味期限を過ぎていた、処が平成6年の小選挙区制導入を期に、「公明党創価学会」が自民党を支える存在となり、その構図になってから自民党は蘇生した。


今のやりたい放題の小泉―安倍政治を支えているのは他でもないその補完勢力「公明党創価学会」によるものであり、多分「権力のうまみ」を享受している故だろう、平和を標榜する党が今のままで果たして良いものだろうか。