「職業」と「らしさ」

okamakoto2007-09-15



人生を長く生きてきたせいか、初対面の方でも、一言二言言葉を交わしただけで大体その人の「職業と人となり」が見当つくように感じる、夫々の人には自ずと職業人としての過去の雰囲気が身に付いているように思うからだ。


役人は「役人らしく」、「職人」は「職人らしく」、「商人は商人らしく」「不動産屋」は「不動産屋らしく」、銀行員は「銀行員らしく」のように。それら「らしさ」は夫々社会人になってから身に付いたものだ。


例えその人が何度か転職を繰り返していても、最初の職業の体臭は簡単には抜けないように思える、その事を考えてみると各人の最初に就く職業と言うのは、実に「恐ろしい」ほどのものである。