「制服・制帽」社会


一口に「役人」と言っても、国家公務員・地方公務員や職種によって様々、事務系と技術系で多少肌合いが違うとは言え、公務員としての使命感、倫理観・奉仕精神・用心深さ等では共通しているように思う。


特に「制服・制帽組」―制服を身に付け、制帽(一般的にそこには階級による差別票がある)―は格別「規律が厳しく」「生真面目」で、「勤勉実直」さが身について来るように思う。


昔は「制服・制帽組」の代表的職業として軍隊があったが、現在も警察や鉄道事業者には「命令」・「服従」の階級社会があり、この制服世界では倫理観と絶対服従の精神が植え付けられる。