生真面目「警察官」


例えば警察関係者には共通して警察独特の「生真面目さ」と「正邪を峻別しようとする正義観」が強制される、それらは司法・階級社会の中で日常的に教育され醸成される。その分、彼等には私生活ではプレッシャーも強いと思われる。


最近、大きく話題になった事件で、都内交番勤務の「巡査部長」が交際中の女性宅で彼女を射ち、自分も拳銃自殺した事件があった。「取締りの役にあった人が起した事件」と言う事でマスコミの絶好の話題となった。


日頃「勤勉実直」さを強いられている警察官も元々が「人の子」、女性に関心を持ち好意以上のものを持って当然と思う、まして相手が水商売であれば男性の気を引く為、手練手管の経緯があって当然だろう、と思われる。


むしろ勤勉実直、「警察官らしく生きねばならない」職場の環境下とプレッシャーの中にあって「40歳独身男性」に一瞬の悪魔風が吹いたと言うのが実態ではなかったろうか。


単純に給料の多寡によって勤め先を選ぶケースも多いようだが、社会人への入り口で夫々の人間の人格形成が左右されるとすると「職業選択の重要性」には粛然たらざるを得ない。



(写真は真夏での子供の水浴び一スナップ=都内)