2005-02-15から1日間の記事一覧
一面、大変残念な事は、世界に比類ない絶対者に近い国になったこの国の人には本土が戦場になった悲惨な経験を持たない、と言う事だ。(歴史上、1754年から10年間インデアン戦争があったし、1851年に南北戦争があった、然し前者は弓・矢しかない原住民を鉄砲…
元々イギリスの既存貴族社会に不満を持ち、あぶれた人達が新大陸に夢を馳せ移民して来て、多くの先住の「アメリカインデアン」を皆殺しにして建国した国がアメリカである。 今月の日経新聞「私の履歴書」は、世界的著名な経済学者「ピーター・ドラッカー氏」…
一方、アメリカはどうだろうか、東西対立の一方の大国ソ連崩壊によって「一人勝ち」状況となり、今や軍事力でも経済力でも他国を圧して実質的に世界の中で唯一帝国の座を占める事となった。 考えてみると、この国は建国以来たかだか200年余(独立宣言が1776…
ヨーロッパ諸国にしろ、ソ連にしても過去2回の大戦を経験した反省から大きく方向を変えることになった。世界の一方の雄「ソビエト連邦」はゴルバチョフ首相の「ペレストロイカ」から「東欧諸国のソ連圏からの脱落」、更には「ソ連の崩壊」「ロシアの誕生」に…