2005-09-17から1日間の記事一覧

保坂氏の警告

「私達にとって重要なのは今のこの政治の錯誤や誤謬はこの時代に直ぐには結果として現れないと言う事実である。結果的に次の世代にその清算をさせる、と言う事になる」 「現在の政治状況や社会現象に敏感になっていなければならない、日常の些細な現象の中に…

「憲法改正」の危機

政治日程的には先ず「憲法改正」が来るのではないか、と言う。氏の論文掲載は選挙前の段階だったが、この「憲法改正」の方向は極めて危険だと「警鐘」を鳴らされている。 現に今回の選挙で、自民・公明の与党議席は327議席と優に憲法改正発議の3分の2をクリ…

「ファシズム体制」への懸念

「今の社会は、それに呼応するような言論が生れ、ファシズムに突き進んでいくのではあるまいか」、を怖れる。 何故なら「国会全体が論戦そのものを形骸化し、メディアの世界では感情的なナショナリズムと言論抑圧の先導者が一体化することで、社会そのものが…

「小泉政治」の先にあるもの

雑誌「世界」は9月号で「小泉政権とは何だったか」を特集、その中で作家の保阪正泰氏は「新しいファシズムの先導者なのか」を寄稿されている。 今日は「受け売りの感」で心苦しいのだが、以下、保坂氏の時機を得た論文に共感を覚えつつ、同憂の思いで引用さ…