2005-09-17 「ファシズム体制」への懸念 「今の社会は、それに呼応するような言論が生れ、ファシズムに突き進んでいくのではあるまいか」、を怖れる。 何故なら「国会全体が論戦そのものを形骸化し、メディアの世界では感情的なナショナリズムと言論抑圧の先導者が一体化することで、社会そのものがより加速化してファシズム体制に入っている」と。 今の政治状勢は正に、昭和前期の美濃部達吉「天皇機関説」への執拗な攻撃の史実に似て、これからの日本の前途を暗示している、と氏は説く。