2005-10-05から1日間の記事一覧

日本の現実

日本の場合、聖徳太子摂政(推古年代西暦593年)、以来既に1400年余、政治に翻弄されながらも仏教は民衆の底辺に脈々と根付いて来ていたと思われる。 然し、それが一体、近年ではどう変わったのであろうか、たとえそれが宗教という「他律的」なものであろうと…

ミャンマーの仏教

原理主義的ミャンマーの仏教では「因縁」を重視する、「現世の功徳によって来世がある」「子・孫・子孫が大事だと考えるなら現世で功徳を施しなさい」一言で言えばそのような教理のようだ。 既に記したが、この国の男子幼年期には一定期間仏門に入って、得度…

二つの仏教

知人に誘われて過去2−3度ミャンマー(ビルマ)に足を運び、この国とこの国の人々と知り合う事が出来た、それ以来この国には格別の近親感と関心を持つ。 この国の国際的孤立感の現状に対する同情もあるが、基本には「仏教国」だと言う共通の心情があるように思…