ミャンマーの仏教


原理主義ミャンマーの仏教では「因縁」を重視する、「現世の功徳によって来世がある」「子・孫・子孫が大事だと考えるなら現世で功徳を施しなさい」一言で言えばそのような教理のようだ。


既に記したが、この国の男子幼年期には一定期間仏門に入って、得度の期間がある。つらい勤行に耐え、早朝の托鉢で一飯を得る。それで今日一日食事に充てる。


私の知る限りでは、ミャンマーの青年は例外なく実に礼儀正しく、親孝行で、酒もたばこもやらない。食事の時には彼等は決まって合掌してから食事に入る。


勿論、坊さんは最も世間から尊敬される地位にあり、禁欲に徹し、勿論妻帯もしないし、たとえ檀家であろうとも他家の馳走には手も付けない。